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2021.09.19   スタッフブログ

巻き肩のメカニズムを紐解く

こんにちは!RioToReの八幡です。

今日は埼玉県草加市在住のお客様のセッションでした。私の実家は草加市のすぐ隣の越谷市なのでとても親近感が湧きました(^o^)

 

先日、RioToReの公式ラインより、「巻き肩」について問い合わせが来たので、解説していこうと思います。

専門用語が多いので少し理解が難しいかと思います、、

ご了承下さいませm(__)m

 

巻き肩ってどんな状態?

上腕骨が内旋し、上腕骨頭が前方に偏移している状態です。

これに加えて、肩甲骨の動きも関与していきます。

➡︎上腕骨内旋+上腕骨頭前方偏移+肩甲骨外転・前傾

要するに本来の上腕のアライメントよりも内側への捻れと肩の前方への突出が強くなると共に肩甲骨も外側へと離れたアライメントが定着している感じです。

デスクワーク中心で働いている方の肩はほとんどが巻き肩になっており、慢性的な肩凝りや首痛を持っていることが多い印象です。

 

 

巻き肩を見る時のポイント

①上腕骨の位置と上腕骨の動き(肩甲上腕関節)

②肩甲骨の位置と肩甲骨の動き(肩甲胸郭関節)

③上腕骨と肩甲骨の連動性

 

①上腕骨の位置と動きについて

・引っ張るもの

→大胸筋、肩甲下筋、広背筋、上腕二頭筋

・押し出すもの

→棘下筋、小円筋、上腕三頭筋、後方関節包

※後方関節包は前方かつ上方に押し出す作用があり、硬くなっている場合は関節包の伸縮性は失われている為、骨頭自体は前方に押し出される。

 

②肩甲骨の位置と動きについて

悪いアライメント=筋肉の弱化or筋肉の硬さとなることが多いです。

巻き肩で問題になるのは、

肩甲骨の過度な外転→僧帽筋、菱形筋群、前鋸筋

肩甲骨の前傾→小胸筋

重要なことは「常に肩甲骨を正しい位置に収める力」を持っている事です。

 

※肩甲骨の過度な外転

ここでは過度な外転=肩甲骨の下角や内側縁が浮いてしまうことを指します。

この時に重要になってくるのが、

胸郭に肩甲骨を固定するから力(前鋸筋と僧帽筋・菱形筋が協調して働くこと)です!

※肩甲骨の前傾

肩甲骨の前傾は、前述と同じように胸郭に肩甲骨を固定できないことでも生じます。

それに加えて、「小胸筋の硬さによって肩甲骨が前方に倒れ、肩甲骨下角が浮く状態となります。

これが巻き肩を助長します。

小胸筋はじめ胸郭の可動域を広げる為のセルフストレッチはコチラ➡︎https://riotore.com/staff-blog/1161

③上腕骨と肩甲骨の連動性

正常な運動では、上腕骨の動きに対して肩甲骨が動いてきます。

・上腕骨が屈曲する時に肩甲骨は上方回旋しているか?

・水平外転時に肩甲骨は内転してくるか?

・内転、内旋時に肩甲骨は下方回旋するか?

どちらか一方の運動が制限されていると代償運動が出たり、可動域制限が出たりするの為、細かく評価していく必要があります。

 

まとめ

専門用語が多すぎて、訳分からんって方も多いかと思います。

要は巻き肩を治すには専門家に診てもらうことが確実という事です!笑

巻き肩が改善、軽減され姿勢が良いアライメントになることで、

間接的に肩こりや首痛、腰痛の軽減に繋がります。

 

写真は慢性的な肩凝りと右肩の運動時痛を持ったクライエントのセッション前後(1回)の姿勢の比較写真です。

たった1回のセッションでも効果は見られます!

 

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是非一度、体験してみてください(^^)/

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