こんにちは!RioToReの八幡です。
最近、ありがたいことに新規のお客様が増えてきました!やはり、このコロナ渦の中での出張パーソナルトレーニングの需要は右肩上がりにありそうです(^^)
今回は胸椎脱臼骨折についてです。
何故こんなピンポイントの疾患を選んだかというと、他でもない八幡が経験したからです(*・ω・)ノ
23歳の時にスノーボードで無謀なジャンプに失敗して、胸椎第11番目脱臼骨折をしてしまいました笑
不幸中の幸いで、脊髄神経には傷がつかず、両下肢麻痺などの後遺症は残りませんでした。
痛みは現在も時々出る事がありますが、日常生活に支障はありません。こうしてトレーナーとして働けていることに感謝です(´-`)
先日、年に一度の定期受診に行き、レントゲン写真を撮ってきました。
職業柄、痛みが出ても、なんとなく原因が分かるので自分でリハビリしメンテナンスしています。笑
胸椎・腰椎脱臼骨折の種類と病態
胸椎は12椎、腰椎は5椎から構成され、その高位によって独特の解剖学的特徴があります。上中位胸椎(T1-10)は肋骨,胸骨とともに一体化した胸郭を形成します。そのため、高齢者の圧迫骨折を除き軽微な外力で損傷されることは稀で、ほとんどは高エネルギー外傷で生じます。
損傷される場合には脱臼骨折が多く、脊髄損傷を合併しやすく完全麻痺の比率が高いとされています。下位胸椎(T11以下)では肋骨弓がフリーエンドとなり、可動性が増します。同部(T11-L2)は一体化した胸郭の直下に位置し、後弯位の胸椎と前弯位の腰椎を連結しています。この部位は胸郭にかかる応力が特に集中しやすく、脊柱の中で最も力学的な負担が高く、脊椎損傷をきたしやすいと言われています。
脊椎損傷は屈曲、回旋、伸展、圧縮の4種類の応力と、これらの組み合わせで生じると言われています。
さらに、椎間関節と関節包、黄色靭帯、そして棘上・棘間靭帯からなる後方要素をposterior ligament complex(PLC)と言います。
損傷後は脊椎が椎体と椎間板からなる前方要素と後方要素の2つから構成されるとする2-column theoryから脊椎の不安定性を評価できます。前方要素のみ損傷される圧迫骨折と破裂骨折を安定損傷とされ、胸腰椎損傷において前方要素と後方要素の両者がともに損傷される伸展型脱臼骨折と回旋型脱臼骨折を不安定損傷とされます。
すなわち、前方要素にPLC損傷を伴う時は不安定性損傷と評価され、長期の臥床や外固定だけでは治癒が得られないことが多く、骨性癒合の得られる手術治療が推奨されています。
リハビリトレーニング例
・脊椎の分節的な運動の円滑化
・腹部深層筋群の活性化
・肩甲胸郭関節のモビリティ向上
・股関節に対するアプローチ
・腰筋へのアプローチ
まとめ
以上、かなり専門性の高い医学的な話になってしまいましたが、自分が5年前に胸椎骨折した際は、棘上・棘間靭帯が断裂してしまった為、ボルトを2つ入れる手術を受けました。
リハビリ病院で勤務していた頃、胸椎脱臼骨折などの脊椎を怪我された患者様を多く担当してきましたが、その度に自分は本当に運が良かったと思い知らされます(°_°)
スノボーをやる方はどうか無理はなさらずに、、、笑
脊椎の骨折後は腹部深層筋群と言われるインナーマッスルを鍛えていく事が大切と言われています。
まずは、しっかり身体を評価して、無理のない適切なトレーニング、ボディケアをしましょう!
出張パーソナルトレーニング×ボディケア RioToRe(リオトレ)では、
国家資格を有したトレーナーが、ご自宅やオフィス等に訪問し、あなたに最適な完全オーダーメイドのトレーニングやマッサージは勿論、怪我や病気後のリハビリトレーニングメニューも提供します。
目的別の食事指導もおこなっています!
主な対象地域は、以下の通りです。
■ 都内
目黒区・世田谷区・渋谷区・新宿区・港区・千代田区・文京区・荒川区・足立区・台東区
■ 埼玉
越谷市・草加市・春日部市・吉川市・三郷市・川口市
※対象地域以外にお住まいの方はご相談ください。
是非一度、体験してみてください(^^)/
Stay Safe, Stay Healthy