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2021.05.01   スタッフブログ

あなたの姿勢のタイプ診断と身体に及ぼす影響

こんにちは。RioToReの八幡です。

最近、週1回はBLOGを更新していこうと決意しました。何かご意見等ありましたら遠慮なくコメント等残していただけたら幸いです(^^)/
さて、今回は『姿勢』による身体への影響について皆様に知っていただけたらと思います。
在宅ワークによりパソコンと向かい合うことが増えた方も多いかと思います。
それに伴い、色々と身体の悩みが多い方も増えてきているようです。
腰痛、肩こり、ストレートネック、膝痛、股関節痛・・・。
これらの原因は姿勢の悪さが影響していることを知っていますか?

 

その姿勢の悪さにも種類があり、大きく分類して4つあります。

  • カイホロードシス(後弯前弯型)
  • フラットバック(平背型)
  • スウェイバック(後弯平坦型)
  • ロードシス(前弯型)

それぞれ特徴があります。

 

ちなみに筆者は、リハビリのプロである理学療法士であり、さらにSTOTT PILATESというピラティスの資格を有しています。
上記資格に加え、日本とオーストラリアにて数千回に及ぶ運動指導をしているので、記事の信頼性はあると思います。

※本記事は3分くらいで読み終わります

無意識にこんな姿勢になっていませんか?

少し大げさにポージングしてみました。

スマホやパソコンが普及している現代では写真のような背中が丸く、頭が前にでている姿勢・・・
いわゆる「猫背」になっている人も多いかと思います。
これにより体に痛み等の不調も起こりやすくなることも多いです。

さらにストレートネックといわれる状態にもなり、首こり、肩こり、頭痛、めまいといった問題が起こりやすくなります。

自分の姿勢がどんな姿勢か把握して対処していきましょう。
不良姿勢を知る前にまずは人間の理想的な姿勢アライメントについて、いわゆる『良い姿勢』に関して説明していきます。

 

 

【理想的な姿勢アライメントについて】

良い姿勢にも定義があるのはご存知でしょうか?
身体の重心線の位置がポイントになります。
下記の図をみてください。

良好姿勢矢状面

良好姿勢前額面

こちらが人間の理想的な姿勢アライメント、いわゆる『良い姿勢』となります。

重量があり、最も上に位置している頭部を効率的かつ省エネルギーで支える為には、この『良い姿勢』であることがとても重要になります。

横(矢状面)から見た時

重心線は上から以下の部位を通っています。

  • 耳垂(耳たぶ)
  • 肩峰(肩のほぼ中心)
  • 大転子(股関節横の突起部分)
  • 膝関節前部(膝蓋骨後面)
  • 腓骨外果の前方(外くるぶしの前)

横から自分の写真を撮ってみてください。
このような部位を重心線が通っていればあなたは良い姿勢であるといえます。

 

後ろ(前額面)から見た時

重心線は上から以下の部位を通っています。

  • 後頭隆起(頭の後ろの突起部分)
  • 椎骨棘突起(背骨中心の突起部分)
  • 殿裂(お尻の割れ目)
  • 両膝関節内側の中心
  • 両脛骨内果間の中心(両方の内くるぶしの中心)

正面から鏡を見たり、自分の写真を撮って確認してみてください。
このような部位を重心線が通っていればあなたは良い姿勢であるといえます。

重心位置について

上記に加えて身体重心位置も気にするとより良い姿勢となります。

身体部位 重心位置
上半身 第7〜9胸椎(肩甲骨のやや下)
下半身 大腿の中点と中上2/3の間(太ももの中心よりやや上)
全体の重心 骨盤内で仙骨のやや前方(骨盤内で下っ腹のあたり)

上記の図に当てはまらなかった方、重心線から逸脱している分だけ『悪い姿勢』となっていると言えるでしょう。

では、そんなあなたの姿勢はどの不良姿勢に分類されるのでしょうか。

冒頭でも紹介した4つの不良姿勢について紹介していきます。

 

【腰痛や肩こり、ストレートネックになりやすい4つの不良姿勢】


先述したように不良姿勢は以下の4つです。

A:正常(理想的な姿勢)

B:カイホロードシス(後弯前弯型)

C:フラットバック(平背型)

D:スウェイバック(後弯平坦型)

E:ロードシス(前弯型)

 

これらの姿勢の特徴を簡単に説明していきます。

カイホロードシス(後弯前弯型)

カイホロードシス
カイホロードシスは後弯前弯型とも呼ばれます。
これは胸椎(背中)が後ろに丸く、腰椎(腰)が反っていることを指しています。
この姿勢では以下の問題と原因があります。

カイホロードシス
問題点 出やすい症状 よくある原因
頭が前に出る、アゴが上がる、猫背、反り腰 肩こり、首こり、腰痛 肥満、腹筋の弱化、妊婦、お尻ハムストリングスの筋肉の弱化、不良姿勢の持続

フラットバック(平背型)

フラットバック
フラットバックは平背型とも言われます。
これは頭が前に出ており背骨は上から下まで真っ直ぐになっている姿勢です。
この姿勢では以下の問題と原因があります。

フラットバック
問題点 出やすい症状 よくある原因
腰が丸まりやすくなる、猫背、頭が前に出る 肩こり、首こり、腰痛、肩関節周囲の痛み 背の高い痩せ型の人、背中がよく曲がっている人

スウェイバック(後弯平坦型)

スウェイバック
スウェイバックは後弯平坦型といわれます。
骨盤が前方に出る姿勢が特徴的でぽっこりお腹に見られやすいです。
痩せ型にも関わらずぽっこりお腹をなんとかしたいというお客様の多くはこの姿勢です。
後弯平坦という名前ですが、骨盤が前に出つつ前傾になっている方もいるように思います。
この姿勢では以下の問題と原因があります。

スウェイバック
問題点 出やすい症状 よくある原因
腰が丸まりやすくなる、猫背、骨盤が前に出る、頭が前に出る 肩こり、首こり、腰痛、肩関節周囲の痛み(腱板損傷) 長時間の労働や立ち姿勢での疲労、姿勢を保つ筋力の低下、長時間の背中の丸まり

ロードシス(前弯型)

ロードシス
ロードシスは前弯型といわれます。
いわゆる反り腰です。腰椎が過剰に前弯していますが、胸椎はある程度正常である姿勢を指します。
こちらは女性に多く見られるように思います。
この姿勢では以下の問題と原因があります。

ロードシス
問題点 出やすい症状 よくある原因
下部体幹が後方に移動、反り腰 肩こり、首こり、腰痛 腹筋群の筋力低下(特に腹横筋)、大殿筋(お尻)やハムストリングスの筋力低下、腸腰筋(股関節の付け根)のコリ

【まとめ】

不良姿勢は筋力トレーニングやマッサージ、ストレッチ、普段の姿勢への意識の変化で改善することが可能です。

しかし、姿勢のタイプによって鍛えるべき部位、柔らかくするべき部位は違うので注意が必要です。

自分の姿勢がどのタイプに分類されるのか記事を読んでもよくわからない、自分で運動しているけどいまいち良くならない、、、

そんな方はお近くの整形外科や理学療法士、パーソナルトレーナー等の専門家に一度相談してみてください。

 

写真は1セッション(50分)前後の姿勢の変化です。

出張パーソナルトレーニング×ボディケア RioToRe(リオトレ)では1回のセッションでも効果が出る!をコンセプトに医学的根拠に基づいた完全オーダーメイドのトレーニング、ストレッチ、マッサージを出張にて提供しています。

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■ 都内

目黒区・世田谷区・渋谷区・新宿区・港区・千代田区・文京区・荒川区・足立区・台東区

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越谷市・草加市・春日部市・吉川市・三郷市・川口市

※対象地域以外にお住まいの方はご相談ください。

 

是非一度、体験してみてください。

姿勢が良くなるだけでも周りからの印象や自身の気持ちはガラッと変わるものです(^^)/

最後までご愛読していただきありがとうございました。

Stay Safe,   Stay Healthy

 

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