リハビリ病院やオーストラリアのフィットネス業界での経験を持ち、高齢者の身体機能改善やパーソナルトレーニング、自費リハビリに精通した専門家が、正確かつ実践的な情報をお届けします。
【理学療法士監修】脳卒中 リハビリ|渋谷区広尾・代々木上原のご家族へ|在宅でできる回復トレーニングとRioToRe実例
渋谷区広尾・代々木上原エリアでは、ご家族の在宅リハビリを希望される方が増えています。
本記事では、理学療法士が「脳卒中 リハビリ」の進め方と在宅トレーニング方法を専門的に解説し、RioToReによるご自宅サポートの実例をご紹介します。
目次
① 脳卒中の特徴とリハビリの重要性
脳卒中(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)は、脳の血流障害により神経細胞が損傷し、運動・感覚・言語などの機能が低下する疾患です。特に退院後の在宅期には、機能の回復と再発予防のために継続的なリハビリが不可欠です。
- 片麻痺:脳の損傷側と反対の手足の動きが低下し、歩行や日常動作に支障を来す。
- 痙縮(けいしゅく):筋肉がつっぱるように硬くなり、関節の可動域が狭くなる。
- バランス障害:立位や歩行時に転倒リスクが高まる。
- 感覚鈍麻:触覚や位置感覚が低下し、身体の位置を把握しづらくなる。
脳卒中の回復は「時間×刺激×反復」の掛け算。早期からの正しい刺激入力と姿勢調整が回復の鍵となります。
② 必要なトレーニング・ストレッチ・ケア
1) 体幹・バランス訓練
体幹の安定は歩行と上肢機能の基盤です。リハビリでは以下を意識します。
- ベッド上での体幹回旋運動:左右への寝返り動作を10回ずつ。
- 座位バランス練習:骨盤を立て、背筋を伸ばして10〜20秒キープ。
2) 上肢リハビリ(麻痺手の促通)
- 「ボバース法」や「促通反復療法(川平法)」を応用し、筋の再教育を行う。
- 机上でタオルを滑らせる「スライド練習」で肩関節の可動性を維持。
3) 下肢トレーニング
- 麻痺側下肢の荷重練習:平行棒や机につかまり、静止立位30秒×3セット。
- 大腿四頭筋と殿筋の筋力強化:ベッド上での膝伸ばし・お尻上げ(ブリッジ運動)。
4) ストレッチ・痙縮ケア
- 手足のつっぱり(痙縮)には温熱と持続伸張を併用。
- 肩関節は「肩甲骨から動かす」意識で拘縮を予防。
自主トレーニングは「疲労を残さず」「痛みを出さず」「毎日少しずつ」が原則です。
③ RioToRe顧客の体験談(ビフォーアフター)|広尾在住・72歳男性
Before:脳梗塞後3か月、退院直後は杖歩行で転倒が不安。右腕のこわばりで衣服の着脱にも介助が必要。
介入:RioToRe理学療法士が週2回訪問。体幹安定・痙縮抑制・上肢促通を中心にリハビリを実施。家族にも介助法を共有。
After(12週間後):屋内歩行が安定し、外出も週2回へ。右手の把持力が回復し、食器を自力で扱えるように。
ご本人は「またコーヒーを自分で入れられるようになった」と笑顔を見せられました。
④ RioToReの出張サービス紹介(理学療法士による個別支援)
RioToRe(リオトレ)は、国家資格の理学療法士がご自宅へ訪問し、脳卒中 リハビリに特化した個別プログラムを提供します。
渋谷区広尾・代々木上原を中心に、姿勢評価・動作指導・生活環境改善をサポート。
ご家族には介助のコツや日常ケアの方法も丁寧にお伝えしています。
無料オンライン相談(30分)で、脳卒中後のリハビリや生活動線についてご相談ください。
RioToRe 公式サイトから予約する
まとめ|家族ができる支援とリハビリ継続のコツ
- 環境を整える:ベッド・手すり・照明を工夫し、安全に動ける空間を。
- 声かけの工夫:「できる動き」を引き出す前向きな言葉が脳に良い刺激を与えます。
- 専門家と連携:訪問リハビリ+在宅自主トレで、回復を持続的に支えましょう。
渋谷区広尾・代々木上原で「脳卒中 リハビリ」をご希望の方は、
RioToReの無料オンライン相談へ
【監修者プロフィール】
八幡 亮(やわた りょう)
国家資格:理学療法士(PT)
RioToRe代表。
回復期リハビリ病院にて4年間、脳血管疾患や整形外科術後の患者を含む2,000人以上の症例を担当。その後オーストラリア・シドニーでパーソナルトレーナー/指圧マッサージセラピストとして活動。
現在は東京を拠点に、理学療法士トレーナーによる高齢者専門の出張型パーソナルトレーニング・自費リハビリ「RioToRe」を運営。企業の健康経営サポートや講演活動も行い、最新のリハビリ知見を活かしたサービスを提供している。
<メディア出演>
テレビ東京「なないろ日和」出演
雑誌・Webメディアにて健康記事を多数監修