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2025.10.02   スタッフブログ

【理学療法士監修】フレイル トレーニング|渋谷区 松濤・代官山のご家族へ 在宅でできる運動とRioToReの実例



※本記事は、理学療法士/パーソナルトレーナーの八幡 亮が監修しています。
リハビリ病院やオーストラリアのフィットネス業界での経験を持ち、高齢者の身体機能改善やパーソナルトレーニング、自費リハビリに精通した専門家が、正確かつ実践的な情報をお届けします。


【理学療法士監修】フレイル トレーニング|渋谷区 松濤・代官山のご家族へ 在宅でできる運動とRioToReの実例



【理学療法士監修】フレイル トレーニング|渋谷区 松濤・代官山のご家族へ 在宅でできる運動とRioToReの実例

渋谷区の松濤・代官山恵比寿ガーデンプレイス周辺などから、
「親の筋力や体力が落ちてきた」「外出が減って転倒が心配」というご相談が増えています。
本記事ではフレイル トレーニングの要点を理学療法士が解説。自宅でできる5〜10分運動、
栄養・生活の整え方、そしてRioToRe(リオトレ)の出張サポートと実例を、家族向けにまとめました。

目次

  1. ① フレイルの特徴(家族が押さえる臨床ポイント)
  2. ② 必要なトレーニング・ストレッチ・ケア・リハビリ(専門用語を交えて)
  3. ③ RioToRe顧客の体験談(ビフォーアフター)|代官山在住・81歳の8週間
  4. ④ RioToReのサービス紹介(自宅訪問×国家資格・自然なCTA)
  5. よくある質問(頻度・安全管理・食事との関係)
  6. まとめ|家族ができる最重要3ポイント

① フレイルの特徴(家族が押さえる臨床ポイント)

  • 多面的な虚弱:筋力・持久力・バランスの低下に、栄養・口腔・認知・社会参加の要素が絡む統合的課題
  • サルコペニア連関:骨格筋量低下→歩行速度低下→転倒・入院リスク上昇。握力・歩行速度は簡易指標。
  • 可逆性:早期介入で改善可能。小さく始めて毎日続けることで軌道に乗る。
  • 生活背景:外出減・低栄養・独居、不活動の連鎖に注意。家族の声かけと環境整備が鍵。

本稿は一般情報です。持病・服薬・痛みがある場合は主治医・担当療法士と方針を共有してください。

② 必要なトレーニング・ストレッチ・ケア・リハビリ(専門用語を交えて)

1) 下肢機能:Sit-to-Stand(STS) と段階負荷

  • 椅子からの立ち座りを5回×2セットから開始(休想OK)。膝に手を置いても可。
  • 狙い:大腿四頭筋・殿筋群の筋力と立ち上がり戦略(運動学習)。

2) 歩行耐久性:インターバル歩行

  • 自宅周辺で2〜3分歩く→1分休むを3〜5セット。Borg主観的運動強度は11〜13目安。
  • 屋外は段差・濡れ路面・夜間を回避。転倒予防を最優先

3) バランス:重心移動訓練とタンデム

  • 台所カウンター等で支持しつつ、左右・前後に静的重心移動を各10回
  • 慣れたらタンデム立位(前後一直線)で10〜20秒保持。必ず見守り。

4) 柔軟性:腸腰筋・ハムストリングス

  • 腸腰筋ストレッチ:支持物を使い、左右20〜30秒×2回
  • ハムストリングス:座位で片脚前伸、つま先を軽く引き上げる。痛み0〜3/10で。

5) 呼吸×姿勢:横隔膜呼吸と胸郭モビリティ

  • 仰向け/椅子座位でゆっくり吸い、長く吐く。5分を目安に。
  • 効果:姿勢筋の過緊張を緩め、動作前の「構え」を整える。

6) 栄養・口腔・社会参加(多面的介入)

  • 栄養:たんぱく質(体重×1.0〜1.2g/日)と十分なエネルギー・水分。
  • 口腔:咀嚼・嚥下の不安があれば専門職へ相談。口腔機能は栄養状態に直結。
  • 社会:週1回の外出目標、「人と話す」予定を先に入れる(計画の先行刺激)。
用語ミニ解説:STS(立ち座りテスト)/Borg尺度(自覚的運動強度)/タンデム立位/横隔膜呼吸。

③ RioToRe顧客の体験談(ビフォーアフター)|代官山在住・81歳の8週間

背景:渋谷区代官山在住。外出が月1回に減少。立ち上がりに時間がかかり、買い物はタクシー中心。

Before(初回評価)

  • STS 5回:19.8秒、歩行は屋外150mで休憩
  • バランス不安、タンデム10秒未満。腸腰筋とハムの硬さ顕著。
  • 食事量が少なく、午後の倦怠感あり。

Intervention(8週間)

  • STS 5回×2セット(隔日→毎日に移行)、横隔膜呼吸5分。
  • インターバル歩行:2分歩行+1分休憩×3セットから開始。
  • タンデム保持練習、腸腰筋・ハムストレッチ。
  • 昼食のたんぱく質強化+水分リマインド、週1の知人訪問を先に予定化。

After(8週)

  • STS 5回:14.2秒に短縮(-5.6秒)。
  • 連続歩行距離:150m → 420m(休憩1回)。
  • タンデム保持22秒、午後の活動量が増加。買い物は徒歩+休憩で対応可能に。
  • ご家族コメント:「声かけと予定表で毎日続けられたのが大きかった。」

※個別の結果です。持病・薬・環境で効果は異なります。無理は禁物、痛みや強い息切れがあれば中止してください。

フレイル予防に向けて運動に励む高齢女性

④ RioToReのサービス紹介(自宅訪問×国家資格・自然なCTA)

RioToRe(リオトレ)は、国家資格・理学療法士松濤・代官山・恵比寿ガーデンプレイス周辺・神宮前ほか渋谷区全域へ訪問。
評価→個別のフレイル トレーニング処方→栄養・生活動線のアドバイス→再評価まで、続けられる仕組みを一緒に作ります。
家族には声かけ台本5〜10分の在宅メニューを共有し、カレンダー化までサポートします。

無料オンライン相談(30分)で現在の困りごとをお聞かせください。
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訪問の流れ

  1. 初回評価:握力・STS・歩行・バランス・栄養状況・住環境を確認。
  2. 個別処方:在宅メニューと食事・水分のポイント、外出計画の作り方を共有。
  3. 再評価:2〜4週で指標を見直し、負荷と量を段階アップ。

よくある質問(頻度・安全管理・食事との関係)

Q1. 週何回が理想?

A. 初期は週1〜2回の専門介入+毎日の短時間反復が効果的。1回を長時間にせず、こまめに分割すると継続しやすいです。

Q2. 食事はどう整える?

A. たんぱく質と十分なエネルギー・水分が基本。昼食に主菜+乳製品を加えると午後の活動が安定しやすいです。

Q3. 転倒が心配です

A. 夜間の動線照明、滑り止め、段差解消、履物見直しを最優先。単独での階段練習は避けるのが安全です。

まとめ|家族ができる最重要3ポイント

  1. 小さく始めて毎日続ける:STS・インターバル歩行・重心移動を5〜10分。
  2. 栄養と水分を確保:昼のたんぱく質+こまめな水分で午後の活動を下支え。
  3. 予定を先に入れる:外出・来客・運動の予定をカレンダー化し、家族が声かけ。

渋谷区松濤・代官山で「フレイル トレーニング」の個別支援ならRioToReへ。
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【監修者プロフィール】

八幡 亮(やわた りょう)
国家資格:理学療法士(PT)

RioToRe代表。
回復期リハビリ病院にて4年間、脳血管疾患や整形外科術後の患者を含む2,000人以上の症例を担当。その後オーストラリア・シドニーでパーソナルトレーナー/指圧マッサージセラピストとして活動。

現在は東京を拠点に、理学療法士トレーナーによる高齢者専門の出張型パーソナルトレーニング・自費リハビリ「RioToRe」を運営。企業の健康経営サポートや講演活動も行い、最新のリハビリ知見を活かしたサービスを提供している。

<メディア出演>
テレビ東京「なないろ日和」出演
雑誌・Webメディアにて健康記事を多数監修

理学療法士トレーナー/八幡亮

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