スタッフブログ

staff-blog

2025.09.26   スタッフブログ

【理学療法士監修】脊柱管狭窄症 トレーニング|白金台・高輪・麻布十番のご家族へ 在宅リハビリの実践とRioToReの事例

 

 

 

【理学療法士監修】脊柱管狭窄症 トレーニング|白金台・高輪・麻布十番のご家族へ 在宅リハビリの実践とRioToReの事例

港区の白金台・高輪・麻布十番をはじめ、外出の移動負担が大きいご家庭から「自宅で安全に続けられる
脊柱管狭窄症 トレーニング」について多くのご相談をいただきます。この記事では、国家資格の理学療法士が
神経性間欠性跛行の仕組み、在宅でできる具体的エクササイズ、悪化を防ぐ生活動作、そして
RioToRe(リオトレ)の出張サポートと実例を家族向けにわかりやすく解説します。

目次

  1. ① 脊柱管狭窄症の特徴(家族が押さえる臨床ポイント)
  2. ② 在宅でできるトレーニング・ストレッチ・ケア
  3. ③ 症例ビフォーアフター|白金台在住・78歳女性の8週間
  4. ④ RioToReの出張サービス(評価〜継続支援と地域対応)
  5. よくある質問(頻度・禁忌・痛みの目安)
  6. まとめ|家族ができる最重要3ポイント

① 脊柱管狭窄症の特徴(家族が押さえる臨床ポイント)

  • 神経性間欠性跛行:歩行で下肢の痛み・しびれが増悪し、座る/前屈で軽快。これは腰椎伸展で脊柱管が狭まり神経根や馬尾が刺激されるためです。
  • 「屈曲で楽・伸展でつらい」姿勢特性:反り腰や長時間の背伸び姿勢で悪化しやすい一方、軽い前屈位で症状が緩みます。
  • 背景因子:骨盤後傾、胸腰移行部の硬さ、股関節伸展制限、体幹筋の耐久性低下など。歩容や生活動作にも影響します。
  • 併存疾患への配慮:変形性関節症・骨粗鬆症・糖尿病・心疾患などにより運動処方は調整が必要です。

診断や手術適応は医師の領域です。本稿は一般情報であり、自己判断の過負荷は避け、主治医・担当療法士と連携してください。

② 在宅でできるトレーニング・ストレッチ・ケア

1) 痛みを鎮める屈曲寄りポジショニング

  • 椅子座位で骨盤をやや前傾し、軽い前屈でしびれが和らぐかを確認。
  • この姿勢で横隔膜呼吸(腹式):ゆっくり5分×1〜2回/日。交感神経緊張の緩和にも有効。

2) 神経滑走(Nerve gliding)の導入

  • 坐骨神経ラインを意識し、痛み0〜3/10の範囲でゆっくり反復。鋭い痛み・しびれ増悪は中止。
  • 反動はつけず、呼吸に合わせてリズミカルに。

3) 股関節と体幹の柔軟性×安定性

  • 腸腰筋ストレッチ:支持物を使い安全に。左右20〜30秒×2回。
  • 殿筋アクティベーション:クラムシェル10回×2セット。痛みがない範囲で。
  • 体幹耐久性:膝立ち四つ這いでの骨盤前後傾や、軽いドローインを10回×2セット。

4) 前傾保持での歩行リハーサル

  • シルバーカーやカート様の支持を用い、短距離×複数回(例:20〜40mを3〜5本)。
  • 段差・下り坂・夜間の暗所歩行はリスクが高いため回避。

5) 生活で避けたいこと

  • 長時間の反り姿勢(伸展)や万歳姿勢での作業。
  • 急な持ち上げ・ひねり動作、重量物の反復運搬。
専門用語ミニ解説:神経性間欠性跛行/Nerve gliding(神経滑走)/骨盤前傾・後傾コントロール/腰椎伸展ストレス。

③ 症例ビフォーアフター|白金台在住・78歳女性の8週間

背景:港区白金台在住。買い物は徒歩圏だが、平地100mでしびれ増悪。台所での立位作業は10分で休憩が必要。反り腰傾向。

Before(初回評価)

  • 前屈位で症状軽快、伸展で悪化。
  • 股関節伸展制限と胸腰部の硬さ。
  • 歩幅が小さく、歩行は不安定。

Intervention(介入方針:8週間)

  • 屈曲寄りポジショニング+横隔膜呼吸。
  • 神経滑走(痛み0〜3/10内)、腸腰筋ストレッチ、殿筋アクティベーション。
  • 前傾保持の短距離歩行×反復(20〜40m ×3〜5本)。
  • 生活動線の見直し(キッチンマットの滑り止め、作業台の高さ調整)。

After(8週の変化)

  • 連続歩行距離100m → 500m(休憩1回)に延伸。
  • 痛みNRS5 → 2に低下、台所の立位作業は30分連続が可能に。
  • 家族の声かけで自主トレ継続(1日合計10〜15分)。

※効果は個人差があります。症状が強い日は運動を減量し、医療者へ相談してください。

④ RioToReの出張サービス(評価〜継続支援と地域対応)

RioToRe(リオトレ)は、国家資格・理学療法士がご自宅へ訪問し、評価→個別運動処方→生活動線最適化まで一貫支援します。
港区では白金台・高輪・麻布十番を中心に、階段や坂道が多い住環境へ配慮した安全な歩行計画
家事動作の設計をご提案します。外出が難しい日も、在宅で続けられる5〜10分メニューを共有し、家族の声かけ台本もお渡しします。

無料オンライン相談(30分)で現在の困りごとをお聞かせください。
今すぐ予約(RioToRe 公式)

訪問時の流れ

  1. 初回評価:姿勢・可動域・痛み・神経症状・歩行を確認し禁忌を整理。
  2. 個別処方:屈曲寄りポジショニング、神経滑走、股関節・体幹ケア、前傾保持歩行の比率を調整。
  3. 再評価:2〜4週ごとに歩行距離・痛み・ADLを見直し、段階的に負荷設定。

よくある質問(頻度・禁忌・痛みの目安)

Q1. 週にどのくらいが理想?

A. 初期は週1〜2回の専門介入+毎日の自主ストレッチ・トレーニングが効果的。1回を長時間にせず、こまめに分割すると継続しやすいです。

Q2. 痛みが出たら?

A. 痛み0〜3/10で調整。鋭い痛み・夜間痛・しびれの増悪があれば中止し、主治医・療法士に相談を。

Q3. カート(シルバーカー)を使っても良い?

A. はい。前傾保持で症状が和らぐ方には有効。段差や下り坂では無理をせず、安全第一で。

まとめ|家族ができる最重要3ポイント

  1. 屈曲寄りポジショニング短距離×反復を基本に。
  2. 神経滑走・股関節ケア・体幹耐久性を痛み0〜3/10で実施。
  3. 生活動線と住環境を整え、転倒・増悪の芽を最優先でつぶす。

港区白金台・高輪・麻布十番にお住まいで「脊柱管狭窄症 トレーニング」の個別支援をご希望の方は、
RioToReの無料オンライン相談をご利用ください。


【監修者プロフィール】

八幡 亮(やわた りょう)
国家資格:理学療法士(PT)

RioToRe代表。
回復期リハビリ病院にて4年間、脳血管疾患や整形外科術後の患者を含む2,000人以上の症例を担当。その後オーストラリア・シドニーでパーソナルトレーナー/指圧マッサージセラピストとして活動。

現在は東京を拠点に、理学療法士トレーナーによる高齢者専門の出張型パーソナルトレーニング・自費リハビリ「RioToRe」を運営。企業の健康経営サポートや講演活動も行い、最新のリハビリ知見を活かしたサービスを提供している。

<メディア出演>
テレビ東京「なないろ日和」出演
雑誌・Webメディアにて健康記事を多数監修

理学療法士トレーナー/八幡亮

トレーナー紹介ページはこちら

 

© 2025 RioToRe. All rights reserved.

 

 

ページトップへ矢印