こんちにちは!RioToReの八幡です。
「変形性膝関節症」という病名を一度は耳にしたことがあると思います。
現在、私が受け持っているクライアントの一人も二年前に変形性膝関節症の診断を受けました。
高齢者に多いとされている変形性膝関節症の特徴や症状、原因についてまとめてみました。
結論から言うと、変形性膝関節症はある一定の誤った身体の使い方(運動パターン)の積み重ねで起きた現象です。
人間の身体や運動パターンは十人十色で、その人が使いやすいように体の使い方にはクセがでてきます。
しかし、自分にとって動かしやすい=身体にとって良い動きというわけではありません。
さらに良い動きが理解できたとしても、身体の硬さや弱さがあるとその良い動きは困難となります。
変形性膝関節症は軟骨の変性やすり減りを病因とするものです。
この変性とは骨がトゲ状になることや軟骨が硬化、関節の隙間が狭くなること等を指します。
変形性膝関節症は一次性と二次性に分類されます。
- 一次性:原因不明であるが肥満や膝周囲の筋力低下や筋力の不均衡によるもの。
- 二次性:外傷や骨壊死等、明らかな原因があるもの。
日本人では90%が一次性ともいわれています。
さらにその中でも多くの人がO脚であるといわれています。
男女比は1:3で女性の方が多いといわれています。
代表的な症状としては、以下の通りで徐々に症状が進行していきます。
- 関節変形
- 可動域制限
- 疼痛
- 関節水腫(水が溜まること)
静止時は痛みがなく、動き始めや長時間歩いた時などに痛みがでることが変形性膝関節症の痛みの特徴です。
そのため、動くことに消極的になり、活動量が減ってしまう人が多くみられます。
その結果、筋力低下や柔軟性の低下等を二次的に引き起こし、悪循環に陥ります。
そうなる前に少しでも運動をして症状の改善もしくは現状維持を目指しましょう。
変形性膝関節症の主な原因
- 肥満
- 運動不足
- 生活習慣
- 加齢
- 骨粗鬆症
- 普段の姿勢や運動パターン
- 膝周囲の筋肉の不均衡
- 足関節や股関節、背骨等の各関節の硬さ
これらの要因が積み重なることで膝が変形していきます。
加齢は避けられませんが、姿勢や運動パターン、筋肉の不均衡や身体の柔軟性は改善していくことが可能です。
次回は簡単にできる変形性膝関節症のセルフケア方法や予防方法をご紹介しようと思います!
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