こんにちは。RioToReの八幡です。
先日、友人に誘われて人生初のゴルフに行ってきました。
打ちっぱなしには何回か行ったことはある程度ですが、結果のスコアは126でした。
初心者のわりには、まあ悪くないんじゃない程度のスコアらしいです(笑)
さて、今日はゴルフの花形であるドライバーショットの身体の使い方について初心者なりにトレーナー視点で気づいたことがあったのでシェアしていけたらと思います。
ゴルフをやっている方であれば、誰もが ”真っすぐ力強いショット” を打ちたいと思っているはずです。
友達のI君は毎回スコアが良く常に安定したショット(ボールの軌道が真っすぐで飛距離がある)を打ちます。
一方でK君のスコアにはムラがあり、ミスショットが多く飛距離もI君と比較して伸びません。。
そんな二人のフォームを観察したところ、ある決定的な違いがありました。
それは、「骨盤の安定性」です。
構え
2人のショットの構えを比較してみました。
I君(先): 腰椎が反った状態でお尻が後ろにキュッと出た姿勢(骨盤前傾位)となっています。
K君(後): 腰椎が丸まった状態でお尻は下半身と垂直に位置している姿勢(骨盤後傾位)となっています。
基本的に人間の身体は、骨盤がニュートラルの状態(やや前傾位)になると安定性が増し動きやすくなると言われています。
骨盤は上半身の安定性に関わるだけでなく、股関節を介して上半身の力を下肢に伝えたり、地面からの反力を上半身に伝えたり等、様々な役割を果たしています。
つまり、骨盤がニュートラルであることは、動きやすく、運動パフォーマンスが上がりやすくなることに繋がります。
テイクバック
また、K君のように腰椎が丸まった状態(屈曲位)であると体幹の回旋動作の可動性が狭くなり、鋭いスイングがし難くなります。
さらに、静止画ではわかり難いですが、K君はスタートの構えの状態から骨盤が後傾位の不安定な状態にあったため、テイクバック時も身体の上下左右のブレがI君と比較して大きくあります。
インパクト
写真を見ても分かりやすいと思いますが、I君のインパクトは下半身から上半身に力が伝わっているのが印象的です。また、体幹のブレもなく真っすぐ飛距離のある打球が飛びました。
一方でK君のインパクトは下半身や腰の躍動感がなく、なんとなく手打ちになっているのが印象的です。打球は右側にスライスしていきました。
骨盤整えるとインナーマッスルが活性化する
骨盤がニュートラルになる=運動パフォーマンスの向上 に繋がる一番の要因はインナーマッスルの活性化です。
歩くとき、走るとき、ゴルフクラブをスイングするとき、ボールを投げるとき、、、
全ての動作で重要なのが体幹の安定性です。ここで言う安定性は姿勢の保持や運動を制御する能力のことです。
その際に必須になるのが、インナーマッスルです。
インナーマッスルについてはまた次回の記事で解説していきたいと思います。
まとめ
I君はスタートポジションである構えの状態から骨盤がニュートラルにあり、その後のテイクバックやインパクト時も体幹のブレがなく下半身と上半身が連動して、力強いスイングを生み出せています。
K君はスタートポジションである構えの状態から骨盤が後傾位にあり、その後のテイクバックでは体幹の回旋が窮屈で下半身から上半身に力が伝えきれていません。また、体幹の上下左右のブレがありインパクト時、芯にボールを捉えられていません。
骨盤の前後傾は意識して作ることは可能です。しかし、股関節周囲筋の硬さや弱さ、インナーマッスルの弱さ等の様々な要因によって骨盤のコントロールが円滑にできない人も多くいます。
まずは、自分の身体の特徴をしっかり理解して、正しい方法で対処していく必要があります。
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是非一度、体験してみてください(^^)/
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