シニアの健康情報

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2024.09.13   シニアの健康情報

高齢者(シニア)の体力作りと健康維持の為の運動/トレーニングならRioToRe

※本記事は、理学療法士/パーソナルトレーナーの八幡 亮が監修しています。
リハビリ病院やオーストラリアのフィットネス業界での経験を持ち、高齢者の身体機能改善や自費リハビリに精通した専門家が、正確かつ実践的な情報をお届けします。

高齢者(シニア)の体力作りと健康維持の為の運動/トレーニングならRioToRe

こんにちは、RioToReの理学療法士トレーナーの八幡です。
今回の記事では高齢者の体力作りと健康維持について詳しく解説します。高齢者に適した運動や注意点、そして理学療法士による専門的なサポートサービスも紹介します。

高齢化社会が進む現代において、体力作りや健康維持はますます重要なテーマとなっています。特に高齢者にとって、適切な運動/トレーニングは生活の質を向上させ、健康寿命を延ばすために欠かせません。しかし、加齢による体力の低下や病気、ケガのリスクを考慮しながら、安全かつ効果的に体力作りを行うことは簡単ではありません。

この記事では、高齢者が体力作りを行う際に気を付けるべきポイントや、おすすめのトレーニング、そしてその際に活用できるサービスについて詳しく解説します。

高齢者(シニア)の健康維持に運動/トレーニングが重要な理由

高齢者が体力作りを行う理由は、単に筋力を維持するためだけではありません。以下のような多くの利点があります。

  • 生活の質の向上: 筋力や柔軟性を保つことで、日常生活の中での動作がスムーズになります。これにより、転倒やケガのリスクを減らし、自立した生活を続けることが可能です。
  • 認知機能の維持: 運動は身体だけでなく、脳にも良い影響を与えます。定期的な運動は、認知症の予防や進行を遅らせる可能性があります。
  • 精神的な健康の向上: 体を動かすことで、エンドルフィンという幸福感をもたらすホルモンが分泌され、ストレスや不安の軽減に繋がります。また、運動を通じて社会的なつながりを持つことも、孤独感を軽減する手助けとなります。
  • 病気の予防と管理: 定期的な運動は、心疾患や糖尿病、骨粗鬆症などの慢性疾患の予防や管理に役立ちます。また、適切な運動を行うことで、これらの病気の進行を遅らせることができます。

高齢者(シニア)の健康維持に適した運動/トレーニングとは

高齢者が安全に体力を維持・向上させるためには、どのような運動が適しているのでしょうか?以下に、特におすすめのトレーニングをいくつか紹介します。

1. ウォーキング

ウォーキングは、最も手軽で安全な有酸素運動です。心肺機能を向上させ、筋力を維持する効果があります。スローペースから始め、無理のない範囲で少しずつ距離を延ばしていくと良いでしょう。
高齢者(シニア)が健康維持の為に運動/トレーニングに励む様子

2. 筋力トレーニング

高齢者でも、軽い負荷をかけた筋力トレーニングは効果的です。特に、太ももや腹筋、背筋など大きな筋肉を鍛えることで、日常生活の動作がスムーズになります。自宅でできる簡単な筋トレとしては、椅子に座った状態から立ち上がる「スクワット」や、壁に手をついて行う「壁腕立て伏せ」などがあります。
高齢者(シニア)が健康維持の為に運動/トレーニングに励む様子

3. 柔軟体操

加齢に伴い、筋肉や関節の柔軟性が低下します。柔軟体操を行うことで、筋肉の緊張をほぐし、関節の可動域を広げることができます。毎日、簡単なストレッチを習慣にすることで、体の柔軟性を保ち、怪我のリスクを減らすことができます。
高齢者(シニア)が健康維持の為に運動/トレーニングに励む様子

4. バランストレーニング

転倒は高齢者にとって大きなリスクです。バランストレーニングを取り入れることで、転倒予防につながります。例えば、片足立ちや足を交差させて歩く「タイトロープウォーク」などが効果的です。
高齢者(シニア)が健康維持の為にトレーニングに励む様子

高齢者の体力作りにおける注意点

高齢者が運動を始める際には、いくつかの注意点があります。特に以下の点に留意して、安全に運動を行いましょう。

1. 医師の相談を受ける

運動を始める前に、かかりつけの医師に相談することが重要です。特に持病がある場合や、最近手術を受けた場合は、医師の指導のもとで運動プランを作成することが必要です。

2. 無理をしない

最初からハードな運動を行うと、筋肉痛や怪我の原因になります。初めて運動を行う場合や、長い間運動をしていなかった場合は、ゆっくりとしたペースから始めることが大切です。

3. 水分補給を忘れない

高齢者は、体内の水分量が減少しやすく、脱水症状になりやすいです。運動中はもちろん、運動後も十分な水分補給を心がけましょう。

4. 適切な服装と環境

運動を行う際は、動きやすい服装と靴を選びましょう。また、暑すぎたり寒すぎたりする環境での運動は避け、適度な室温の中で行うことが推奨されます。

高齢者の体力作りをサポートするサービスを選ぶポイント

高齢者が安全かつ効果的に体力作りを行うためには、専門家のサポートが不可欠です。そこで、理学療法士が提供するサービスを活用することをおすすめします。理学療法士は、運動療法の専門家であり、高齢者の身体機能を評価し、個々の状態に応じた最適な運動プランを提供します。特に、怪我や病気のケアを行いながら、リハビリと体力作りを同時に進めることができる点が大きなメリットです。
高齢者(シニア)が健康維持の為にトレーニングに励む様子

高齢者(シニア)に人気の出張パーソナルトレーニングならRioToRe

高齢者の筋力・体力低下を予防し、健康で自立した生活を送るためには、日常的な運動やリハビリが欠かせません。

出張パーソナルトレーニング×ボディケアRioToReでは全トレーナーが理学療法士の免許(国家資格)を保有しており、筋力・体力の低下をはじめとする様々な病気や怪我の既往歴を持つ方のパーソナルトレーニング/ボディケアのサービスを提供しております。10年以上のリハビリ経験を持つ理学療法士のトレーナーがマンツーマンでお客様のお悩みにコミットしていきます。RioToReではトレーナーがお客様のご自宅へ伺う為、外出するのが億劫な高齢者の方に多くご利用頂いております。

日本整形外科学会監修の『腰痛診療ガイドライン2019』によると、慢性的な腰痛に対し”理学療法士による運動指導”が最も強く推奨されています。

理学療法士による運動指導のエビデンスレベル

 

身体のプロフェッショナルによる適切な運動指導で、高齢のご両親の健康維持と身体機能の回復を目指したいの方は、ぜひ出張パーソナルトレーニング×ボディケアRioToReにお問い合わせ下さいRioToReの10年以上の経験を持つ身体のプロの理学療法士トレーナーが、あなたの大切なご家族の健康を、全力でサポートいたします。

高齢者(シニア)向けコースのRioToRe独自のトレーニングメソッド

RioToReのサービスは、高齢者に特化した独自の「コアトレメソッド」を提供しています。このメソッドは、高齢者の体力向上に必要な筋力、柔軟性、バランス力をバランスよく鍛えることを目的としています。これにより、日常生活の質を向上させるだけでなく、転倒や怪我のリスクを減らすことができます。
高齢者(シニア)が健康維持の為に運動/トレーニングに励む様子

自宅でのトレーニングサポート

外出することが難しい高齢者にとって、自宅でトレーニングができるのは大きな利点です。RioToReのトレーナーは、理学療法士としての専門知識を活かし、ご自宅に伺って個別のトレーニングをサポートします。これにより、外出の負担を減らしながら、安心して体力作りに取り組むことができます。
高齢者(シニア)が健康維持の為に運動/トレーニングに励む様子

RioToReの高齢者(シニア)向け運動指導による成功事例

F様 (74歳・女性) – 脳梗塞後のリハビリ

脳梗塞後のリハビリトレーニングを目的とした運動指導を受ける東京都目黒区在住の高齢者女性

課題: 脳梗塞の後遺症による歩行困難と関節の可動域制限。
トレーニング内容:

  • PNFストレッチ: プロプライオセプティブ・ニューロマスキュラー・ファシリテーション法を用い、膝関節および股関節の可動域拡大を図る。
  • 筋力トレーニング: 大臀筋をターゲットにしたヒップスラストや、ハムストリングス強化のためのレッグカールを実施。
  • バランストレーニング: ウォブルボード上での片脚立ちで動的安定性を向上。
  • 歩行再教育: 歩行補助具を利用し、正常な歩行パターンを取り戻すための反復練習を実施。

成果: 6ヶ月後には短距離歩行が可能となり、自宅周辺への外出も再開。

K様 (90歳・男性) – 心疾患を抱える高齢者

運動指導を受ける心疾患の既往歴を持つ東京都港区在住の高齢者男性

課題: 狭心症のため、運動への恐怖感と体力低下が顕著。
トレーニング内容:

  • 低負荷有酸素運動: リカンベントバイクを使用し、心拍数を目標値(カルボーネン法による設定)内に維持しながら運動を進行。
  • 筋力維持: レッグプレス(軽負荷、高回数設定)で下肢筋力を維持。
  • 呼吸筋トレーニング: 横隔膜呼吸法(腹式呼吸)により、心肺機能を改善。
  • セルフモニタリング: ボルグスケールを用いた主観的運動強度の管理を指導。

成果: 心肺機能が向上し、日常の外出が可能に。自宅でも腹式呼吸法を継続。

S様 (83歳・女性) – 座る・立つ動作の改善

運動指導を受ける東京都渋谷区在住の高齢者女性

課題: 筋力低下により椅子からの立ち座りが困難。
トレーニング内容:

  • 下肢筋力トレーニング: ボックススクワット(椅子を用いて安全性を確保)を5回×3セット。
  • 体幹強化: プランク(20秒保持×3セット)およびサイドプランクを導入。
  • 動作練習: 「Sit-to-Stand」練習を日常動作に合わせて反復。

成果: 3ヶ月後にはスムーズな立ち座りが可能となり、外出頻度も増加。

N様 (78歳・女性) – 骨粗鬆症の進行抑制

運動指導を受ける東京都中央区在住の高齢者女性

課題: 骨密度の低下と転倒リスクの不安感。
トレーニング内容:

  • レジスタンストレーニング: 軽負荷のダンベルを用いたスクワットとデッドリフトを週2回実施。
  • バランス訓練: バランスボードを利用した片脚立ち(15秒×3セット)。
  • 骨密度向上運動: ジャンピングスクワット(小幅ジャンプ)を取り入れ、骨形成を促進。

成果: 半年後に骨密度の減少が抑制され、日常生活の自信が向上。

東京都の対象エリア

当サービスは、東京都内が中心となります。特に以下のエリアで多くのご利用実績があります。

  • 港区
  • 渋谷区
  • 目黒区
  • 世田谷区
  • 中央区
  • 千代田区
  • 文京区
  • 新宿区

ご利用の流れ

1. お問い合わせ・無料相談

まずはお気軽にご相談ください。現在のお体の状態やご要望をお伺いします。

2. 体験セッション

実際のトレーニングを体験いただき、プログラムの進め方をご説明します。

3. 個別プログラムの作成

お客様に最適なトレーニングプランを作成し、無理なく続けられる環境を整えます。

4. 継続トレーニング

定期的に運動指導を実施し、健康維持と向上をサポート。運動の効果を実感しながら続けられます。

よくある質問(FAQ)

高齢者(シニア)向けの運動指導のサービスはどんな方におすすめ?

  • 歩行が不安定になってきた方
  • 階段の昇り降りがつらくなってきた方
  • 転倒を防ぐために筋力をつけたい方
  • 膝や腰に痛みがある方

RioToReでは、高齢者(シニア)の運動指導に特化したコースを設けております。詳しくは、こちらのページをご覧ください。

運動が苦手で体力がなくても大丈夫ですか?

問題ありません。お客様の個々の既往歴やお身体に最適なサービスを提供します。

また、RioToRe独自のコアトレメソッドは、体力がないご高齢の方でも安全に身体の深部から強さを引き出すことができます。

腰に痛みがあるのですが、トレーニングしても大丈夫ですか?

RioToReでは、お客様個々の痛みを細かく評価した上で、痛みを引き出さない方法にて適切に運動指導していくので安心してください。

運動指導前後に身体のケアも入念に実施しております。

お問い合わせ・体験申し込み

RioToReの自費リハビリトレーニングに興味がある方は、ぜひお問い合わせください。

▶ RioToRe 公式サイト

体験セッションも受付中!

 

 

まとめ

高齢者にとって、適切な体力作りの為のトレーニングは健康維持と生活の質向上に欠かせません。しかし、無理なく効果的な運動を行うためには、専門家のサポートが必要です。 RioToReのサービスは、理学療法士が直接ご自宅に伺い、高齢者に特化したトレーニングを提供するため、安全かつ効率的に体力作りを行うことができます。

高齢者(シニア)が健康維持の為にトレーニングに励む様子
これから運動を始めたいと考えている高齢者の方や、そのご家族の方は、ぜひRioToReのサービスをご検討ください。専門的なサポートで、健康的な生活を手に入れましょう。

このブログ記事が参考になり、RioToReのサービスに興味を持たれた方は、公式サイトをご覧ください。体力作りのサポートを全力で行うRioToReが、皆様の健康を支えます。
RioToReの高齢者向け筋力アップコースはこちら

 

【監修者プロフィール】

八幡 亮(やわた りょう)
国家資格:理学療法士(PT)

RioToRe代表。
回復期リハビリテーション病院に4年間従事した経験を持ち、整形外科疾患・脳血管疾患・内部疾患など幅広い症例に対応。その後はオーストラリアに渡りパーソナルトレーニングと指圧マッサージセラピストとして活躍。現在は高齢者専門の予防医療を専門に、訪問型のパーソナルトレーニング・自費リハビリのサービスを提供している。

理学療法士トレーナー/八幡亮

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